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HBのとってもくわしいドラムレビュー

ドラムスコHBがさまざまな楽曲のドラムプレイをとってもくわしく解説する


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Jamiroquai - Kids がどんなものか知ってほしい


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Return of the Space Cowboy: Deluxe Edition (ジャミロクワイ)

Return of the Space Cowboy: Deluxe Edition (ジャミロクワイ)

 

 

雨が連日降って、お洗濯が乾きませんね。

さて、こちらも自分の世代には懐かしい、Jamiroquaiの初期のころの楽曲をご紹介だ。アルバム「The Return of the Space Cowboy」から「Kids」という曲。なかなか"オイシイ"ドラムパターンとなっていて、グルーヴィーを求めるドラマーであればきっと一聴して真似したくなる。

 

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概ね上記の2、3小節目のようなパターンが基本だ。オイシイというのはもちろん、パターン2小節目最後の「タチーチー」だ。「タチーチー」というのは、昔このドラムのフレーズを耳にした人が「タチーチーって聞こえる」とつぶやいたことが由来だと現代に伝えられている。「タチーチー」は、ハイハットを素早く オープンクローズすると共に、スティックでも16分音符裏でタイミングよくハイハットを叩くことで完成する。たった一拍の短いフレーズに名前がついているだけあって、ドラムパターンの中で非常に際立ってきこえてくる。なお、この曲では「チーチー」は左手で、その直前の「タ」は右手で叩いている。逆も可能である。曲中、ライドシンバルを叩きながら「チーチー」しているところのチーチーは左手であろう。

 

しかしドラムにだけ注目してはいけないJamiroquaiにはパーカッションも参加しているのだ。

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基本リズムパターンの中で、16分裏の効果的なタイミングでタンバリンが入っていて、グルーヴが増幅される。タチーチーに単純に合わせたりしないで、一拍前にズレているところがいいね。(上記譜面の上のパートがタンバリン)

ドラマーは忘れがちなことだが、スタジオにあるドラムセットで表現できることだけがすべてではない。本曲のタンバリンしかり。手拍子を入れたっていい。はだかになって腹をひっぱたいて音を出してもいいし、マイクにむかって口頭で「タチーチー」と言ってもいいだろう。いや、なにか音をだす必然性すらないのだ。曲中、ただただドラムセットの前のイスに鎮座し、静かに過ごしてみるというのはどうだ。当ブログのコンセプトからするとヒネり過ぎているので一旦ヤメておこう。

 

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