Z / Shampoohorn - Jesus Clone …悪くないですね…フフ…
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再度Zappaの登場!だがしかしZappaはZappaでも今回はムスコのDweezil ZappaとAhmet Zappaのほうだ!グループ名は「Z」でアルバム名は「Shampoohorn」である。
この「Z」のロゴ、よく見ると彼らの名前の頭文字「A」と「D」の文字が隠れているこことがお分かりだろうか。うまくできてるもんだね!
当アルバムではギターがDweezil、キーボードとギターとハーモニーの編曲(?)がおもしろハットでお馴染みのMike Keneally。ドラムはたくさん参加していて、Terry Bozzio、Tal Bergman、Joe Travers、Morgan Ågren、Toss Panos(など?)。Terry Bozzioは曲で言うとRubberband、Bellybutton、Themの3曲でプレイしていると思う。意外とネット上にあまり情報がなく、またCDも手元になく、よく聞いていた当時に歌詞カード(ライナーノーツ)を読んだときの記憶が頼りである!
この度はツーバスドコドコかつZappaらしい変拍子がはさまれた構成のJesus Cloneという曲を。ドラマーは不明!
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冒頭はツーバスでドコタンドコタンのパターン。ちょっと変わっているなあと思うのは4/4と9/8が交互にやってくるところ。2~4小節目の「A」みたいな記号がついたところはシンバルを叩いた直後にシンバルをミュート、5小節目の丸がついたシンバルは、チャイナシンバルかそれっぽいトラッシュシンバルでお願いします!
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10小節目からの構成が一風変っている。4/4が1小節+5/4が3小節という構成だ。ヘンなの!各小節最初1、2拍目のシンバルでのアクセントのキメ部分以外はフロアタムやキックで低音調理。たまにシンバル、タム、キックのリニアフレーズがはさまれたりと、とても自由なうごきをしている。拍を見失わないか心配である。
18小節目からは4/4が続いてとても安心。そして重い、重たいぞ!ここはオープンハイハット4分音符での重厚メタルプレイのお手本である。右手左手がゆったり大きな4分音符をキープしつつ右足が忙しく間を埋め、ゆったりヘビーなメタルグルーヴを実現。そして26小節目からは、残念!またヘンな構成へ戻ります。
当アルバムの曲はメタルの方向性や語彙を基本につくられているものの、ハーモニーが美しい曲(Doomed To Be Togetherなど)があったり、聞きどころが満載。Jesus Cloneよりももっとキツイ変拍子の曲(Kidz Cereal、Shampoohornなど)があったりで、変わった拍子が好きなプログレさん、プログレちゃんにもオススメ。ヘンな構成の曲を聞いておもいっきり困惑しよう!