HBのとってもくわしいドラムレビュー

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ドラムスコHBがさまざまな楽曲のドラムプレイをとってもくわしく解説する

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秋だ!一番! Frank Zappa - Muffin Man 祭り


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Frank Zappa - Muffin Man

今回は、再度Frank Zappaのこれまた古いところ(1975年!)を聞いていたら気になったのでご紹介。需要は無いに違いない!

Frank ZappaのアルバムBongo Furyから、Muffin Man若さ溢れるTerry Bozzioのドラムプレイを確認だ! 

ボンゴ・フューリー(紙ジャケット仕様)

ボンゴ・フューリー(紙ジャケット仕様)

 

 若さ溢れるプレイ

冒頭はMuffin Manとの対話を交えてストーリーテリング。そして「Muffinが至高である...!」などと言って曲が始まるところ。

(1:24)

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なにが若さ溢れるかって4小節目と8小節目のこの6連符のシングルストロークひたすら連打である。できない人にはできない、できる人もちょっとくるしい中々のスピードである。極限まで空間を埋めんとする筋肉質なストレートさ。同時期のTerry Bozzioよろしく、上半身はやはり裸でなければならないので、ボディビルディングをして見た目も鍛える必要がある。実際にやってみると、スポーツで体をよく動かした後のようにかなり爽快な気分になる。空間埋めをやり切った感、次の小節の頭のシンバルにキッチリ到達してやった感。

どうやら魅力的なフレーズのようである

このフレーズは高校生の時などよくマネしていた。聞いているひとに「もう一回やって」と要求されることが多かったことを思い出した。シンプルながら、怒涛の連打とタムが上から下に流れるような感じとがどうやら魅力的なフレーズのようである。今参加しているバンドでも入れてみようかな。こんなスポーティーはプレイは体力のあるうちにしかできなそうなので!