Paypay 第2弾100億円キャンペーン 還元率を計算してみた
Paypay 第2弾100億円キャンペーン
Paypayの第2弾100億円キャンペーンが開催中である。同時に、Line Payで同様の20%還元のキャンペーンも開催されている。日々のお買い物で利用するので、どちらの還元率が高いのか、取り急ぎ確認しなければならない。
「やたら当たるくじ」を考慮した還元率の計算
以下の条件における還元率を計算してみた。
・PayPay残高で支払い、20%還元とする。
・Yahoo!プレミアム会員として「やたら当たるくじ」が5回に一回当選する。
・十分に試行回数(決済回数)が多い。(従って「やたら当たるくじ」当選確率が5回に一回に収束する。)
そうすると、還元率は単純に20%ではなく、「やたら当たるくじ」で1000円が当選する場合の期待値を還元率として加算することができる。還元率は支払金額により以下3つの場合に分けられる。
(a) 支払金額が1円~1000円の場合
期待値: (支払金額) / 5 + (支払金額) * 4/5 * 1/5 = (支払金額) * 0.36
還元率:0.36
(b) 支払金額が1001円~5000円の場合
期待値:(支払金額) / 5 +{1000 - (支払金額) / 5}* 1/5 = 200 + 0.16 * (支払金額)
還元率:200 / (支払金額) + 0.16
(c) 支払金額が5001円以上の場合
期待値:1000
還元率:1000 / (支払金額)
グラフはこのようになる。y軸が還元率、x軸が支払金額(円)だ。
取り急ぎ閾値を設定することができなくて全部グラフが出てしまっているが、そこは目をつぶっていただきまして。支払金額が1000円以下の場合は、y=0.36、つまり還元率36%で一定である。支払金額1001円~5000円の場合は、漸近線y=0.16に極限まで近づく反比例のグラフに乗る。支払金額5001円以上の場合は、漸近線y=0に極限まで近づく反比例のグラフに乗る。支払金額が多くなるにつれて還元率0%まで少しづつ減っていく形だ。
なおグラフはこのサイトで作成した。
結論
支払金額を1000円以下とすると還元率が最大の36%となる。
なお1000円分の買い物を複数回のお会計に分けて「やたら当たるくじ」の抽選回数を増やす必要はない。支払金額が1000円以下の場合は、支払回数と還元率とは無関係だ。このブログのテーマ「ドラムレビュー」とこの記事も無関係である。最もお得なおかいものをしたい一心で書いてしまいました。
親の話と Jerohn Garnett - Building Blocks To Gospel Chops #4 には千に一つも無駄が無い
Building Blocks To Gospel Chops
いかがお過ごしでしょうか。この度は、前回の記事でお伝えしていたGospel Chopsのお話!
前回の記事はコチラ
特定の楽曲ではなく、Youtubeにて発見した教則的な映像をもとにGospel Chopsに迫ってみようと思う。Building Blocks To Gospel ChopsというシリーズでGospel Chopsを教えてくれているJerohn Garnettの映像である。この中に、これまで聞いたことがないコンセプトが紹介されているので確認したい。
非常に丁寧に教えてくれる先生キャラのお方である。見ている日本人として言えば、ゆっくり話してくれるので英語も聞き取りやすいと思うのだがどうだろう。自分の知るところをどうしても伝えたい、そんな熱い気持ちに引き込まれる!
ドラムソロをクリーンで音楽的にカッコよく聞かせるためのフレーズ
このBuilding Blocks To Gospel Chops第4弾では、ドラムソロをクリーンで音楽的にカッコよく聞かせるためのフレーズを3つ紹介してくれている。一つ目はRLLRLLRLLRLLやLRRLRRLRRLRRなどをドラムキット上で回していくもの。二つ目は6ストロークロールで、例えばRLLRRLを繰り返すというものだ。ここまでは自分もよく使うフレーズであり、なじみがある。映像をみてもらうと、センスあるフレーズの変化と非常に粒のそろったストロークが確認できる。彼の言う通りクリーンで音楽的なプレイである。ただRLLRLLとかRLLRRLという手順に慣れているだけではこの迫力は生み出せないかもしれない。そして三つ目、5:36から解説が始まる次のフレーズが問題である。
3-1-3-2 !!!
手で3打 -> 足で1打 -> 手で3打 -> 足で2打!?
先生曰く、このフレーズは「3-1-3-2」と呼ばれるとのこと。「3-1-3-2」とは、これは聞いたことがない。「3-1-3-2」だと合計9個ですよ、9個。6個ならまだしも、ちょっと使いにくいんじゃなかろうか。しかし驚いたことに、このフレーズは「VERY VERY popular in Gospel music」だと先生はおっしゃる。なんだってーーーーーー!?
ここでドラムフィルに組み込んだ実例を演奏してくれた。
(6:29)
その直後に「Calvin Rodgersがこんな感じでやっているよ」と言ってもう一回。さきほどと微妙に違い、最後の右左が逆になっているのがちょっとすごい。
(6:42)
異次元のドラミングコンセプトがまだまだありそう
Gospel Chopsをたしなむ人々は3-1-3-2のような数え方・コンセプトで考えていることもあるということか。3-1-3-2が、よくあるpopularなフレーズ、普及しているフレーズだとはとても想像できない。Gospel Chopsのドラミングに計り知れないものを感じた次第である。
さらにBuilding Blocks To Gospel Chopsのシリーズを注意深く確認中。計り知れない異次元のドラミングコンセプトがまだまだありそうだ。引き続き謎に迫ってみるとしよう。
本当に洒落にならない The Mars Volta - Wax Simulacra
The Mars Volta - Wax Simulacra
今回はこれまで馴染みのなかったところを確認してみたい。The Mars VoltaのWax Simulacra!新しいのかと思ったらもう10年前の曲だった!!
- アーティスト: マーズ・ヴォルタ
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: CD
- クリック: 20回
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ドラマーは、わりと最近知ったThomas Pridgenである。余暇にYoutubeでドラム関連の映像を確認し続けること約1ヶ月。次のような段階を踏んでたどり着いたのである。
第一段階:GospelChopsすごい
第二段階:GospelChopsの叩き方の解説を発見
【ドラム講座】ゴスペルチョップスの叩き方【令】Gospel chops Drum Lesson - YouTube
第三段階:上記ドラム講座の講師が言及
令の好きなドラマー Thomas Pridgen | 令 ドラム OFFICIAL WEB SITE
到着:The Mars Voltaとは懐かしい響きですな、現在は何をしているんだろう。ろくに聞いたことなかったので聞いてみよう。
イントロ超高速ドラムソロ
さて本曲Wax Simulacraの頭から。ドラムが難しいことをやっているので確認してみたところこんなことになっていた!
(0:00-)
シンプルにこの速さについていけるかどうかがまずは大きな問題である。両手でもギリギリついていけるかどうかなスピードであるのに、さらにこの32分音符のあいだあいだにキックが滑らかに織り込まれている。そう、GospelChopsのドラマーたちが繰り出すキックをたくさん入れたリニアフレーズとなっている。RK RK RK RKとかRKRLKK RKRLKKとかを、当たり前のように高速に滑らかにコントロールしているのがGospel Chopsのドラマーの特徴の一つである。また、6拍子+5拍子(あるいは11拍子)が繰り返される変拍子となっているので、高速プレイに熱中しすぎてキメの位置を間違えないようにしないといけない。
すぐにポリリズム
そのすぐあとのイントロ終わりと基本パターンのところ。
冒頭で6拍子+5拍子で混乱させた挙句、歌が始まったところですぐにポリリズムーッ!6/8に含まれる16分音符12個を、3つずつに分けてアクセントをつけることでシャッフルのようにする、ということがおこなわれている。これは歌やギターのリズムがそうなっているので、ドラムからの提案・発信というよりも、作曲した人が意図したものと思われる。そしてスネアアクセントの直前にはすべてもれなく32分音符でキックすることもお忘れなく。大変だとは思いますが、彼がそうプレイしておりますので。
GospelChops鋭意研究中
こんな超絶ドラマーをなぜ私はこれまで知らなかったのだろう。GospelChopsも同じくこの30年でまったく触れることがなかった。私のドラムアンテナの感度はすでにかなり弱まっている模様である。これではいけない。あらためてGospelChopsは現在鋭意研究中である。研究報告は別途予定しております。