シンプルでセンスの良い Sly & The Family Stone - You Can Make It If You Try
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最近はめっきり寒くなりました。ちょっと前まで半袖で外を出歩いていたなんて信じられない。
さて、前回のつづきで、Sly & The Family Stone のYou Can Make It If You Tryで注目すべきポイントを紹介してみよう。
- アーティスト: スライ&ザ・ファミリー・ストーン
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1991/08/30
- メディア: CD
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前回の記事はこちら。
次のパターンは、突然ドラムだけになってソロ的になっている箇所である。
(0:52~)
1拍目2拍目のスネアのアクセントで変化をつけたパターンとなっている。Aメロへの戻りに向けてファンキーなオルガンやホーンとともに徐々に盛り上がり、ついに8小節目で32分音符連打で最高潮に盛り上げる。そして、Aメロへの戻りの一小節目一拍目は、なんとスネア一発!徐々に盛り上がった一発目にだ。私だったら、たぶん我慢できずクラッシュシンバルを引っぱたくに違いない。
続いてオルガン、ホーン、ギターが絡みあうバンド全体でのキメの部分。
(1:34~)
キメのリズムと呼応してスネアやバスドラでアクセントをつけた複雑なパターンだ。なんといっても4小節目の最後。シンバルを叩いた直後、(恐らく)手でシンバルを掴んでミュートし、印象的ながらコンパクトに仕上げている。「キメのセクション終わりでーす。」といっているかのようだ。Aメロへのつながりも非常にスムーズなフレーズである。いったいどういう発想でプレイしたらこれが出てくるんだろうか。まとまっている。
この曲は短いながら複数の多彩なパターンやフレーズが登場する。ここで挙げている他にもまだあるので探してプレイしてみよう!